先日、高校の同級生と久々に集まり、
食事をしてきました。
それぞれ違う職種に就いている私たちですが、
同年代の女性が、メイクやスキンケアに対して、
リアルにどのように考えているのかを知る良いきっかけになりました。
私自身は仕事自体がメイクの仕事なので、
毎日メイクのことについて考えられる環境にいるわけですが、
そうではなく、日々の時間が忙しく過ぎて行く女性にとって、
毎日のお手入れやメイクというのは、
時として負担になっていることもあるようです。
でも、キレイになりたい。
でも、めんどう・・・
そんな葛藤を、みんなが持っているんだなと、
改めて思いました。
同級生の一人が、こう言っていました。
「化粧品を買うときって、夢の時間のような感覚なんだよね。
これを買ったら明日からはこうしてああして・・・って。
あーきっとこれで私もキレイになれるって。
でも実際は次の日の朝、時間がなくて新しく買ったものを試せなくて、
結局いつもと同じメイクで。これが現実かって夢から覚めるみたいなね。」
なんか、すごくリアルな意見だなぁと思って聞いていました。
「化粧品を買う時間は、夢の時間。」
確かに、その化粧品をきちんと使いこなさなければ、
夢の時間で終わってしまうわけですよね。
それってもったいないなぁって思いますが、
それを解決する為に必要なものは、
技術でもアイテムでもなく、意識なんですよね。
もう、それ意外にない。
意識をもっともっと高めるしか無いんです。
どんなに私たちが技術や良い商品を伝えたとしても、
本人の意識が無ければ、やはり続かない。
しかしながら、その女性達の意識を高めるのも、
私たちの仕事であるわけです。
夢じゃなくて、現実なんだよって、
伝えて行くのが私たちの仕事。
ですから、もっともっと全国の女性達に、
キレイになることの楽しさを知ってもらいたいと、
心から感じた瞬間でもありました。
さて、前置きが長くなりましたが、
今日は、目の下のシワが目立たなくなるメイクのコツについて
お話していきましょう。
年齢を重ねていくと、どうしても気になる目の下のシワ。
スキンケアでの対策ももちろん大事ですが、
メイクでそれを目立たなくすることも可能です。
大切なのは、ちょうどよく乗せること。
ファンデーションやコンシーラー、
フェイスパウダーやパールパウダーの量を、
ちょうど良くのせる、ということです。
シワが目立つからと言って何ものせないのは、
アイメイクのにじみを増幅させるだけなので、ちょっと考えものです。
シワが目立ってしまう最大の原因としては、
まず乾燥です。
その乾燥を増幅させるのが、粉分です。
ですので、メイクにおいて、
目の下の部分の粉分を控えめにすることは前提になります。
目の下の粉分を控えめにするということは、
ファンデーションはリキッドファンデーションの方がベターです。
パウダーファンデーションは避けましょう。
量は乗せ過ぎない様に、うすくうすく伸ばすことが大事です。
この時に、クマやくすみが気になったとしても、
ファンデーションで隠そうとせず、
あくまでもファンデーションは薄くのばすことです。
薄く伸ばすには、スポンジを使った方がベターです。
指塗りだと、どうしても厚くついてしまうことがあります。
そして、コンシーラー。
クマやくすみがさほど気にならないということでしたら、
コンシーラーは使用しないか、
液体状のコンシーラーを薄く伸ばす。
このときもスポンジを使いましょう。
クマやくすみがかなり気になるということでしたら、
固形のコンシーラーがお勧めです。
この時に液体状のコンシーラーを使うと、
カバーできないばかりか、
カバーしようと何度も重ねてしまったりして、
結局はシワが目立ってしまうことになります。
固形のコンシーラーというのは、
実は粉分を多く含んでいます。
ということは、シワを目立たなくするのには不向きでは?
と思う方もいるかもしれませんが、
粉分を多く含んでいることによるカバー力を買って、
それをほんの少量、丁寧に伸ばすという方法をとります。
アイテム自体に粉分が多く含んでいるので、
それを塗り方によって、薄くのばすという手法ですね。
色味は、ピンク味を帯びたものを使用します。
そして、フェイスパウダーを上から重ねて行きます。
フェイスパウダーこそ、粉分そのものなので、
のせる量を調整しなければ、シワっぽく仕上ってしまいます。
ですが、フェイスパウダーを使うことによって、
アイメイクの滲みを防ぐことができますから、
やはり欠かせないアイテムの1つなのです。
ちょっと足りないかな、と思うくらいの少量のフェイスパウダーを、
隙間無く丁寧にのせていきましょう。
こするのではなく、押さえ込む感覚です。
そして、目の下だけには、
微粒子のパールパウダーをのせておくと、
シワが目立たなくなってくれます。
色は、白がお勧めです。
柔らかいブラシを使って、フンワリのせるように塗って行きましょう。
乗せ過ぎると光りすぎて不自然な仕上がりになってしまいますので、
微量を少しずつのせるように調整してみて下さい。
これらのことに注意しながら下まぶたを仕上げて行くことによって、
メイクにてシワを目立たなくすることが可能です。
ぜひ、挑戦してみて下さいね!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
メイクマガジン決定版!
メイクアップアーティスト・アイロジックメイクアップ代表
寺長根あいが様々な視点から目からウロコのメイク技、
知識を惜しみなく伝授!センスや感覚だけではなく
「考えるメイク」の大切さをレクチャー。理論的です
詳細はこちらをクリック
↓
http://www.mag2.com/m/0000189780.html
0 件のコメント:
コメントを投稿