多くの方が悩んでいる、「テカリ」ですが、どのようにすれば解決できるのか。

以前にも取り上げたことがありますが、
寒い時期、暑い時期、どちらの時でも、
やはり肌の「テカリ」に悩まされている人は多いようです。

寒い時期といのは、外気の乾燥により、
肌の皮脂分泌が盛んになったり、

暑い時期というのは、汗をかくことにより肌内部の乾燥が進み、
肌の皮脂分泌が盛んになったり、

原因は様々ですが、
どの季節でもテカリというのは女性につきまとってくるようです。

多くの方が悩んでいる、この「テカリ」ですが、
どのようにすれば解決できるのか。
説明していきましょう。

まず始めに。

そのテカリは、本当に気になるほどのテカリですか？

なぜこのような質問をするかと言うと、
ちょっとくらいのテカリならば、変に油取り紙で抑えたり、
ファンデーションを足したりしない方が良いからです。

肌がテカっている状態というのは、
例えるならば。

生クリームが乗ったシフォンケーキの上に
ココアパウダーをふりかけたとして。

時間がたった時に、生クリームの水分＆油分が
ココアパウダーにどんどん染みていった状態です。

ココアパウダーは、黒ずみます。

しかし、これを直そうとして
表面をいじくったりしてもうまくいかず。

さらにココアパウダーをのせたら、まずくなる。
見た目もやぼったくなる。

しかし、生クリームがスポンジに均等に乗っていれば、
ココアパウダーへの染み込み方も均等になるため、
全体が均等に黒ずむならば、そんなに見た目は気になりません。

ただ、生クリームがスポンジにまだらについていると、
ココアパウダーへの染み込み方もムラになり、
こうなると、ちょっとした黒ずみが気になります。

ここで話を戻しましょう。

ファンデーションが肌へ丁寧にムラなく塗られている場合、
ちょっとくらいのテカリなら、さほど気になりません。

しかし、ファンデーション自体が肌にムラ付きしていたら、
ちょっとしたテカリも気になるものです。

黒ずんだココアパウダーと同じように、
テカった肌というのはいわゆる、
「ちょっとでも触ったら指の跡がついちゃうような崩れやすい肌」。

ですから、１つ目の対策法としては、
ちょっとくらいのテカリなら気にせずに済むよう、
なるべく日中は肌を触らなくても済むよう、
ファンデーションを肌へ丁寧にムラなく塗る心がけ、です。

ただし、この１つ目の対策法は、
「ファンデーションのムラ付きによるテカリ」の場合の対策法です。

テカリの原因には２種類あるのですね。
もう１つ目の原因は、肌自体が皮脂を過剰に出してしまうこと。

ということは、ファンデーションによるテカリなのか、
肌自体の皮脂分泌によるテカリなのかを
見極める必要があるということになります。

見極め方は、簡単です。

テカって来た時に肌が黒ずむ場合は、
ファンデーションの油分によるテカリのことが多いです。

テカって来た時に、色の変化がさほど無い場合は、
肌自体皮脂分泌によるテカリのことが多いです。

肌自体のテカリを防ぐ方法としては、
もちろんテカりやすい部分のファンデーションを
薄く塗っておくということも大事ですが、

やはりメイクだけではなく、
スキンケア時点での対応も忘れてはいけません。

過剰な皮脂分泌が気になる場合は、
意外と肌の乾燥が原因となっていることが多いので、
保湿と水分補給は欠かせません。

スキンケア不足により肌が乾燥すると、
肌自体が頑張ろうとして、過剰に皮脂分泌をしてしまうのですね。
要注意です。

そして、これは何度も申し上げて来たことなので、
メイクアップ人生の読者さんならもう分かっているかも知れませんが、
やはり、テカリを取るなら油取り紙よりもティッシュです。

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