遠藤忠夫さんが、斎藤一人さんと
全国講演をしていた時に
あるラーメン屋さんに行きました。
遠藤忠夫さんが食券を買って、店員に渡して待っていると
注文したのと違うラーメンが目の前に来ました。
店員さんに「すいません」と声をかけましたが
聞こえないのか反応がありません。
そこで、少し大きな声で呼びかけましたが
店員の反応はなし。
さらに大きな声で呼びかけると
「お客さん、店内で大きな声ださないでください!」
これには私もかなり「ムカ~!」ときましたが
その場はこらえました。
次に注文したサイダーが出てきたのですが
何ともぬるい。(笑)
また店員さんに「すいません~!」と声をかけましたが
店員さんは気づかない。
そこでまた大きな声で「すいません~!」と言うと
定員さんは
「お客さん 何度言えばわかるんですか!」
「これはこっちのセリフだよ!」
と思いながらそこも、ぐっとこらえましたが
腹立たしいので、私は注文したラーメンを食べることなく
店を出て、一人さんたちが出てくるのを待ちました。
数分後に店を出てきた一人さんは、笑顔で私にこう言いました。
「忠夫ちゃん甘いな~。あの店は入った瞬間
「この店はお客がお店に気をつかわなければいけない店なんだ」
と見抜かなくてはダメだよ。
そして自分たちにできることは。出されたものを黙って食べて
早く店から出ること。(笑)
それとね、忠夫ちゃん腹が立つのはわかるけど
そのことで損するのは忠夫ちゃんだよ。
人間腹を立ててばっかりいたり、腹の立つことを我慢したりしてると
最後に自分が壊れてしまうんだよ。
だからそんなときは、起きた出来事を笑いに変えるんだよ。
人間笑ってしまえば勝ちだからね」
私はこの話を聞いて、穴でも掘ってでも入りたい心境になりました。(笑)
しかしこの日以来、腹の立つことが起きると
笑いに変えるようにしてきました。
すばらしい視点だな~と思いました!
参考記事:遠藤忠夫「斎藤一人 20年の教え」
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