2009年3月23日月曜日

陰陽の法則: 「いのち」の営み 陰と陽

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天風式健康法(5)
     陰陽の法則: 「いのち」の営み 陰と陽
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■ 陰と陽
この世の中には、お互いに対立するものがあります。
昼と夜、男と女、プラスおマイナス、積極と消極・・・
夜と昼では、昼は陽、夜は陰。男女では、男は陽、女は陰になります。
[陰]  地 夜 根幹 悪 女 子 積極 心 病気 +・・
[陽]  天 昼 花や枝葉 善 男 親 消極 肉体 健康 -・・
いま生命を考えましょう。
地球上に生えている植物は、天すなわち太陽(陽)の光と大地(陰)に
よって、生命をえています。
太陽の光の当たらない家の床下では雑草すら生えません。また逆に、
太陽の光があふれているが土のない空間には植物は生えません。
陰陽交じり合った、天と地のなかに、人の生命もうまれ、活動しま
す。
■ 天と地に いのち尊く 桜咲く
京都でも桜の開花宣言がありました。今年は10日も早いようです。
桜も地上には枝葉を上にのばし花を咲かせます(陽の働き)が、地中
深く根を張り広げ生命力を吸収しています(陰の働き)。
まさに生命とは、陰陽の合体したものです。
私たち人間も同じでしょう。
■ 人は昼 働く=生命エネルギーの発散(陽)
光に満ちた昼(陽)は活動のとき。
夜(陰)の間に蓄えられた生命エネルギーは、昼の光のなか外へ外へ
と発散します。鳥は飛び回り、餌を啄みます。
人も目覚めると、顔を洗い歯を磨き、朝飯をかけ込み、外に出てゆ
きます。手足を動かし、眼や耳をそばだて、頭を働かせて、稼ぎま
す。
働くことは、「はた(他人)」を楽にさせ、喜ばせます。それで幸せ、
成功、お金をいただけます。
ところが一方、疲れがたまります。疲れて仕事の能率が下がること
は誰もが経験しています。
大阪市周辺住民1,219名のアンケート回答です。
60%が現在も疲労感
能率・作業能力低下の自覚…36%
活用状況:入浴、56% コーヒー、36%
ビタミン剤、28% 日本茶、26%など
疲れって何? エネルギー切れですよね?
頭や体が働くエネルギー切れです。ほかの言葉でいえば、疲れは脳
や筋肉に老廃物(乳酸など)がたまり、生命エネルギーが低下した信
号です。
■ 夜 休息=生命エネルギーの吸収蓄積(陰)
一つは、風呂など血液循環をよくして老廃物を代謝。
もう一つは、食べる事によってエネルギーを補給。
でも、食べ物でエネルギーを補給しても、回復しない時もあります。
例えば、睡眠不足とか、心配ごととか、過剰なストレスが私たちの
心にかかったときには、疲れをひどく感じます。
そうです。いよいよ夜(陰)の出番です。
夜寝ている間に、私たちは宇宙から目に見えない「気」を吸収し、
生命力を蓄えます。
これが元気のもとです。
食べ物は口からはいりますが、この宇宙からのエネルギーは、どこ
から入るか?
インドのヨガでは、額の中央にエネルギーの入り口があるといって、
印をつけています。まあ物質的なものでないので、目には見えませ
ん。
ここから脳の松果体に入り、お腹の太陽神経そうに集まり、全身に
分配されるといわれています。
この生命エネルギーは、私たちが眠っている間に、このような道す
じを通り、吸収され活力になります。衰えた体力が回復するのです
から、ありがたい天の恵みです。
■ 寝ぎわを 積極的に
このように夜は大事です。
今日一日、
生きれたことを よろこび
ありがとう。
「悲しいこと」
「腹の立つこと」
「心配事」など
消極的なことは、寝床に持ち込まない。
明るく、朗らかに、楽しく、
感謝感謝
積極的な心で眠りにつこう。

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